カテゴリー 遊興

Indigo : レビュー

背景

2010年に半端マニアソフトより発売された同人ゲーム。同人ゲームオブザイヤー脚本賞1を受賞。スタッフは渡辺僚一秋雨前線などプロとしても活動している人が多数2。規模としては中~大3

タイトルは「藍色」、曖昧なものの象徴として作品中で幾度となく言及される。

舞台

現代日本舞台の伝奇系ファンタジー。バトル(刀剣・魔術・布)、ルーマニア神話、シルクロード史、進化論の要素あり。あらわし=現実の存在 とかくり=霊的な存在 に二分される世界観が独特4

主要モチーフは殺人。きっかけと方法は様々にしろ、殺人を志した人々が物語を織りなす。

総評

全体的に見て設定は面白いが、プロットに冗長・物足りない部分あり。会話テキストは好みが分かれるところで、自分としても評価に迷う。

印象としては良作と凡作の中間ぐらいの藍色な位置。つくとりがイメージに近い。

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  1. 権威のほどは不明だが、同賞を受賞したファタモルガーナの館を直前にプレイしていて良作だったため受賞作を参照し、気になった今作を購入。
  2. ただし私自身は大半のスタッフを本作で知った。
  3. プレイ時間30時間前後。
  4. 同サークルの前作との設定の繋がりがあるらしい。

ファタモルガーナの館 : 安定した作話力の今後に期待

同人ノベルゲームファタモルガーナの館を振り返っておきます。
erogamescapeでデータ数僅少ながらやたらと高得点だったためやってみたわけですが、エロゲではないですしどちらかと言えば女性向な雰囲気です。ジャンルを一言で言うと西洋伝奇浪漫ですかね。

一言で言って素晴らしい作品でした。
とにかく話作りにソツがなくて、小さな物語が撚り合わさり大きな物語へと組み上げられていくカタルシスが存分に味わえます。小さな物語自身も話としてそこそこの内容に仕上がっているあたりに格の違いを感じます。特に第2章(獣の章)はなかなかハラハラしました。

さて、ノベルゲームとして見ると、まずBGMのほとんどに歌を採用した点が特徴的です。私自身はそもそも歌が嫌いですが、ポルトガル語?による楽曲は舞台の雰囲気には合っていました。
演出自体はかなり静的でありながら一枚絵(乙女ゲー業界ではスチルと呼ぶらしいのです)が効果的に使われていました。背景がヘボいのはまあ仕方ないですね。資源が限られているときに真っ先に削るべき要素は声・背景なので。


ファタモルガーナの館には、霧上のエラスムスセブンスコートという派生作品(といっても本編とは無関係)があるのですが、かなり安定してプロットのレベルが高いです。今後にも期待できそうです。
この2作品はフリーで配布されているのでぜひ確かめてみてください。特にセブンスコートが良いです。


魔法使いの夜 04 : 有珠山噴火

本編終わり!
番外編が長いらしいので後回しに。

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魔法使いの夜 03 : 本棚の上段埋まる

まだ半分ってこと?
意外と長いな。
それにしても有珠がやたらと微笑ましいぞ。


魔法使いの夜 02 : 燃えゲーいいな

遊園地イベントなげえw
思ったよりだいぶ普通の燃えゲーしてる。いい意味で。
それにしても、奈須きのこってこんな支離滅裂な戦闘シーン描いたっけか。
直前の描写をあっさり反故にするのは流石に微妙である。

遊園地は演出が映える舞台だね。
特に遊園地に光が入るシーンがカンドウテキ。


魔法使いの夜 01 : ビジュアルノベルの到達点

演出の凝りように嘆声が絶えない。
大図書館の羊飼いもかなり立ち絵の使い方が多彩で驚いたが、こちらは格が違った。
間違いなく現時点でのビジュアルノベルの最高峰だ(比較になるのはminori作品ぐらいだろう)。
他のノベルゲームも、アニメーションのように一部に金をかけて中途半端な質のものを作るのではなく、このような静止画を最大限利用した見事な演出に労力を投じて欲しいものだ。

物語はまだ始まったばかり。
奈須きのこのテキストを懐かしむ程度。


大図書館の羊飼い 07 : 終わり

トゥルールートの佳奈エンドをクリア。
他のエンドも同じような展開+αと思われるので、これにてプレイは終了。

公式人気投票は佳奈すけの圧勝…当然の結果か。
一番まともに恋愛してたし。
鈴木もいいけど自分は芹沢さん推しです。

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ルートダブル 05 : レビュー巡り

他の人のレビューとか巡ってた。

目立つ見解

主に批判を通して。

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ルートダブル 04 : グランドエンド

見事でした

休日中に一気に進めてグランドエンド。
執拗なまでに伏線回収してくれました。
最後の最後の渡瀬と夏彦の問答まで実に熱かった。
理想的な構成ですよね。物語の繋がりが複雑すぎて一度読んだだけではとても把握しきれないが、伏線回収が緻密で一見しても矛盾点が見つけられそうにないのが分かる。見事としか言いようがない…まったくこんなのどうやって作るんだ!

エピローグは洵とサリュだけ解放されてた。
キャラは甲乙つけがたい。最後まで見て改めて考えると恵那先生サリュが好きかな。
先生はかっこいいし√Aの良心だし、サリュ視点の可愛さは身悶えを催す。
主人公二人の凸凹っぷりもなかなかマブい。

程よい喪失感でしばらく他のゲームやる気にならなそう。
ちょこちょこ残り回収してくかな。
ただこのゲーム、分岐システムが特殊でめんどいんだよね。。


ルートダブル 03 : キャラがいいな

天使しかいない

√Bの若者組はキャラが善い!天使しかいない。
ましろが一番お気に入りかな。僅差でサリュ。

それにしても設定は相変わらず面白い
情報力場仮説から何からあってもおかしくなさそうに思えるし。
キャラの背景も含め、設定の明かされていない点だけで十分シナリオを読み進める原動力になってる。

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