日本手話のしくみ

日本手話の文法入門書。
語学テキストという謳い文句だが、メジャー言語にありがちな「伝統語学」とは一線を画しているので現代の言語学をかじっている者には非常に“やさしい”内容になっている。

手話の文法には、音声言語にはないような特徴がいくつもある。特に頷きによる区切りや複文の作り方は慣れないとかなり戸惑いそうだ。CL(類別詞)や一致動詞というのも独特で興味深い(もっともこの本ではCLの使い方は詳しくわからなかったが)。
状態動詞など日本語よりもむしろ他の言語に似たような特徴もあり、独立した言語という印象を強く受けた。

この本はあくまで入門書ということで、内容も限られている。もっと詳しい書籍が出てくることを願いたい。


とりあえず日本手話にはクレオールのような特徴は全くない。
アメリカ手話についても調べてみようか。


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