アーカイブ 2013年 3月

農耕起源の人類史 01 : 初期農耕拡散

読み始めた本。
初期農耕拡散がテーマ

本来は農業史のケーススタディ(worldbuildingのための)として世界中の農業を起源から俯瞰するような本を見たかったのだが、そんな都合の良い本はなかったのでジャンルの近いこの本を手に取ってみた。
第二章「問題提起」まで読んだ分には、狩猟採集社会が農耕文化を受け入れることの難しさを幾度となく強調しており、農耕は(技術のみが伝播したのでなく)人口増大によって拡散したと主張する流れのようだ。

あまり馴染みのない分野だが、worldbuildingに役立ちそうな示唆は随所に見られる。
架空世界の農業について考える足がかりとしたい。


それにしてもこの本は漢字の開き方が変わっている。
どうも和語および副詞はほとんどひらがなで表記する方針のようだ。
若干読み慣れない。


言語のルーツ 03 : 読了。原初の言語に関して示唆的な理論。

読了。

第四章の真実性はともあれ、第二章と第三章に関してはとても参考になる内容だった。
学説としてどうか?というのは置いておくにしても、worldbuildingの観点でみればこういった論説はアイデアとして役に立つ(いかなる知的資源をも再利用できる、実にエコな趣味である)。
少なくとも、今までぼんやりと考えていた「最初の言語」に現実味を感じられなくなったという点は収穫だろう。
特にクレオールに共通するという時制・法・相の体系のミニマルさ加減に感心させられたので検証次第直接取り入れてしまいたい。


今回の読書に付随して、クレオール、言語習得、言語起源論、ビッカートンの後著について追いたい。


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