アーカイブ 2013年 3月13日

農耕起源の人類史 03 : 農耕の拡散≒農耕民の拡散≒言語の拡散?

第九章「語族は人類の先史に対してどのような意味を持つのか」まで。
いよいよ言語が絡んで来た。
言語の取り替え(language shift = ある集団の母語が別言語に移行すること)がいかに起こり難く例外的かを確かめ、それを根拠に集団の移動≒言語の移動とみなし、言語学の成果(語族の分布、語派の分かれた年代等々)を自説の助けにしようとしている。
ここまでをまとめると

  • 特定の気候・環境→農耕の誕生→人口増大→農耕の拡散=農耕民の拡散=農耕民言語の拡散→少数の語族が広範囲に分布

という具合である。十章からは具体的に各語族の話者の足跡を辿るらしい。面白くなりそうだ。

農耕民が拡散する以前に住んでいた人々がどのように拡散したのかも知りたいところ。
(ホモ・サピエンスの他の人類に対する優位性が何なのかという話に関わってくる)


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